2009年03月26日

駒井家住宅一般公開再開のお知らせ

日頃より駒井家住宅をご支援くださる皆様へ


日本ナショナルトラストの土井祥子です。
いつも駒井家住宅に温かいご支援をいただき誠にありがとうございます。

さて、駒井家住宅は昨年12月中旬より定期公開を一時休止し、
新たな展開に向けて準備を行ってまいりました。
これまでの期間、皆さま方には格別のご支援やご助言をいただき、
深謝申し上げます。

この度、NPO法人アメニティ2000協会との共同運営という新たな体制で
一般公開を再開する運びとなりましたので、
お知らせ申し上げます。

これまで同様、原則的に毎週金曜・土曜の公開を行ってまいります。
(ただし公開を行わない一定期間を設けております)


昨年秋からの大規模改修も無事終え、
疎水沿いの桜が美しく映える季節に、
一人でも多くのお客様をお迎えしたいと思っております。

今後とも皆様のご支援をお願い申し上げますとともに、
駒井家住宅へのご来訪を心よりお待ち申し上げております。



財団法人日本ナショナルトラスト
  

Posted by 京都登文会 at 16:20Comments(0)TrackBack(0)京都登文会

2008年09月24日

文化財の話

登録有形文化財(建造物)と聞いたとき、皆さんは何を連想されるのでしょうか。明治から昭和初期にかけてのいわゆる近代建築を想像される方が多いのではないでしょうか。


確かに、明治期の平安女学院明治館や舞鶴市政記念館(旧舞鶴海軍兵器廠(へいきしょう)予備艦兵器庫)といったレンガ造の建造物は近代化を象徴するものといえるでしょう。しかし、京都府内の登録文化財の中には、東本願寺や北村美術館四君子苑(しくんしえん)などの近代和風建築や、様々な形態の建造物が含まれており、さらに、北吸隧(きたすいずい)道や近鉄澱川橋梁・綾部大橋などの土木工作物、平安神宮の大鳥居や楽焼家元の窯にいたるまで、実に多彩な構造物が見られるのです。

用途としては、住宅、社寺、別邸、商店、飲食業、公共建築等、多岐にわたっています。それらの一つ一つに、造られた歴史や当時の所有者の思いが込められ、現在の所有者に引き継がれて今日まで守られてきたのです。


また、登録文化財ではまちなみを彩る外観の保存に力を入れていますが、船岡温泉脱衣場では、内部の天井から下を見下ろす天狗の顔や戦争を題材とした欄間など、むしろ内部にその建物の魅力が感じられるものもあります。これら多彩な登録文化財こそが、現代の日本の中でこれまでの私たちの歴史や文化を再確認させてくれる大切な財産だと感じています。

たくさんの建造物が文化財として登録されていることを府民の方に知っていただき、今後もますます多種・多様な登録文化財を増やしていくことが、より豊かな社会を構築するうえで大切なことであると思います。


京都府教育庁指導部 
文化財保護課建造物係長
平井 俊行
   

Posted by 京都登文会 at 11:33Comments(0)TrackBack(0)京都登文会

2008年09月23日

京都登文会事務局より

本日より、京都登文会ブログをスタート致します。

まずは設立にあたって、武者小路千家御家元であります京都登文会会長 千宗守様よりご寄稿を頂きました「伝灯を守る」の文章をアップ致しました。


これからの更新は役員メインで随時行う心積もりではありますが、もし会員の中にブログ更新に御協力を頂ける方がいらっしゃるようなら御一報下さいませ。

更新にあたりましては、メールを送るだけの簡単な更新方法ですから専門知識等は特に必要ございません。画像を添付してメールを送るだけです。

連絡は tobun.kyoto@gmail.com 京都登文会事務局担当 橋本眞次までお願い致します。


今後の更新もお楽しみにお待ち下さい。

  

Posted by 京都登文会 at 16:26Comments(0)TrackBack(0)京都登文会

2008年09月23日

伝灯を守る

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今度、京都府国登録文化財所有者の会が所有者各位の多数参会を以って設立されました事に深甚よりお慶び申しあげます。

かねてよりこの登録文化財を日々の生活の中で守り伝えて行かねばならぬ方々のそれぞれが抱える諸問題を、立場を同じくするものが一堂に会してその解決への方法を訂議し、それらを協力して実践する機関の設立が一日も早く望まれておりました処、各位それぞれの機が熟し、今度の設立実現に至りました事は古都京都にとっても何よりの事とも存じ上げます。


京は巷間「伝統の都」と称されますが、この伝統という言葉は、私は「伝灯」と申すのが本来である様に思われます。人類はこの灯、即ち火を自由に操る事が出来る様になって、初めて他の動物類とは大きく進歩を遂げた史実から見て、この火を守る事こそが人類の文化保存行為の嚆矢であると存じます。火はそれ自体風等に対して脆弱な存在で、常に消滅の危機にさらされており、それを人類があらゆる工夫をして常に手に入られる様に創意工夫して来た事がその大いなる発展に繋がって行った事になり、京の都を鎮護する比叡山は延暦寺根本中堂にある、過去 現在 未来を象徴し、千数百年余にわたって燃え続ける「不滅の法灯」はまさにこの事を象徴しているのです。

この灯こそ私共がそれぞれの文化財を守り伝えようとする精神の光であります。皆々で工夫し合ってこの灯を決して消す事なく次の世代へこれらのすばらしい文化財の伝灯(統)を守って行こうではありませんか。末尾になりましたが、本会の設立そして運営に多大の御支援を賜わりました京都府はじめ関係各位に厚く御禮申しあげます。

京都府国登録有形文化財所有者の会 
会長 千 宗守


  

Posted by 京都登文会 at 16:19Comments(0)TrackBack(0)京都登文会